銀行系キャッシングについて
ATMやコンビニなどから,簡単に気軽にお金を借りることができるキャッシングには,銀行から借入れを行う銀行のキャッシングがあります。
日本でも、クレジットカードを発行する銀行が増えてきました。
銀行のリテール業務への本格的な着手です。
現在の銀行預金が貸付を上回る「預超」現象の中で、銀行が目指す先は、必然的にリテール重視にならざるを得ません。
銀行が収益をあげるには、個人が口座にもっているお金を対象に考えてきたといえます。
しかし、信販会社とは比べものにならないほど長い歴史を持つ銀行は、その風土がまったくリテール向きにはなっていません。
2004年4月には、銀行の割賦購入あっせん業者の登録が開始されましたが、登録をすませたクレジットカード発行銀行は、東京三菱銀行を含めわずか10行程度しかありません。
メガバンクである三井住友銀行やみずほ銀行は、まだ本体でクレジットカードを発行していません。
クレジットカードなどのリテールは、従来の銀行員では到底こなせないシロモノなのです。
しかし、この金融自由化の波の中で銀行が生き残っていくためには、収益のあがる見込みの高いリテール業務に背を向けることは得策とはいえません。
そこで、銀行は提携という手段を使ってリテールに進出することにしました。
銀行にとって自分の弱点であるリテールへの足がかりができるのは大きな意味があります。
また、提携先としても低金利の資金供給先として銀行が名乗りをあげたことは喜ばしいことといえます。
この銀行系のキャッシングの申込みは,ほとんどの場合インターネット上で行うことができるので,わざわざATMなどに出かける必要というのがありません。
また,銀行系でキャッシングをする際のカードの年間維持費などは無料となっているものが多いようです。
そのため,今現在,銀行系でのキャッシングを利用する予定の無い人には,予めもしもの時のために備えて,銀行系のキャッシングカードを作っておくことをおすすめします。
銀行系キャッシングは,審査の時間においては普通のキャッシングより少しかかりますが、長期間借入をしたい人にはぴったりのキャッシングだといえます。
融資限度額は,銀行によって違ってきますが,200万円以上の銀行がほとんどです。
また,銀行系のキャッシングというのは,やはり銀行の系列ということで安心感が他の系列のキャッシングよりもあります。
最近では,銀行が消費者金融に出資したり提携するなどして,銀行が消費者金融に乗り出してきているので,銀行系のキャッシングはこれからもっと増えていくでしょう。
かつての大学生にとって銀行は花形の就職先でした。
銀行へ勤めれば、大企業相手の取引を数多くこなすことができます。
入社後、運よく法人担当になればそのまま出世コースを歩むことも夢ではなかったのです。
これに対して、銀行の幹部がリテール出身者であることはほとんどありませんでした。
もちろん、銀行がまったくリテールに取り組んでこなかったわけではありません。
かつては、日常の買い物向けの小切手のようなものを出したこともありますし、カードローンを取り扱ったこともあります。
しかし、どれも一時的なもので、本業が忙しくなるといつのまにか消滅してしまいました。
しかし、銀行が本気でクレジットカードに取り組めば、とてもノンバンクでは太刀打ちできないほどの強いシェアを獲得することは間違いありません。
なぜなら、銀行はクレジットカードの最終決済ができる預金口座を持っているからです。
もっとも、今現在、銀行がどの程度本気でクレジットカードに取り組もうとしているのかは不透明なままです。
銀行の生き残りは、今後クレジットカードをはじめとするリテール業務でどれほど成功を収めることができるかにかかっているといえそうです。
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